エピソード

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第1話 「運命のパーティー」 Pilot

ニューヨークの病院のER医師ハンクは、病院を解雇された上に婚約が破談となり、すっかり落ち込む。だが弟のエヴァンに誘われ、気晴らしでセレブの豪邸や別荘が立ち並ぶ高級住宅地、ハンプトンズに出かける。エヴァンの思いつきで2人は大富豪ボリスが主催する豪勢なパーティーに潜り込むが、そこで倒れた女性をER仕込みの医療テクニックで救ったハンクは、ボリスから“コンシェルジュ・ドクター”にならないかと誘われる。

第2話 「ハンプトンズのロビン・フッド」 There Will Be Food

ハンクたちは自分たちの医療チームを売り込もうと、引退公演を控えるバレリーナ、テスの引退パーティーに出席。テスにひとめぼれしたエヴァンは、彼女をファーストフード店に誘うが、そこでホットドッグを口にしたテスは気を失って倒れてしまい、原因もまったくわからない。同じ頃、ハンプトンズ記念病院の病院長ジルは、保険などの医療システムの欠陥や病院の混雑を理由に治療を拒む患者たちに頭を悩ませ、ハンクに応援を求める。

第3話 「見えない敵」 Strategic Planning

ハンクは、犬の散歩を仕事にしている青年ベニーが連れていた犬に噛まれる場面に遭遇。応急処置をしたハンクはベニーに病院で消毒するよう指示するが、ベニーは病院に行かなかった。一方、豪邸に住む上院議員の息子ケンドリックは有名な大学アメフト部への入部が近く、ハンクに健康診断を依頼する。当初は異常が無かったケンドリックだが、直後に原因不明のめまいと共に倒れてしまう。ハンクとディヴィヤは移動式CTを急いで探す。

第4話 「リストランテの週末」 TB or Not TB

ハンクはイタリアン・レストランの店員たちの結核検査へ。多忙な毎日を送る女性オーナー、アリソンの不安は的中し、彼女はある重病を抱えていた。同じレストランで働くヴァレンティーナはイタリアからアメリカに来たばかりで、英語が通じないため、検査のための注射を受けさせてくれない。ディヴィヤが困りはてた時、エヴァンが意外な才能を見せる。また、エヴァンはボリスの豪邸に搬入されてきた巨大なタンクが気になるが…?

第5話 「SOSの届かない島」 No Man is an Island

ハンクはハイテク産業で巨財をなしたグラント家の旅行へ同行する仕事に。一族が所有する島にヘリコプターで行けるとあって、ハンクのお供をするエヴァンは大はしゃぎだが、ハンクが呼ばれた理由は妊婦のクレアに出産が近づいているからだった。ところが島では管理人がトラックで事故を起こし、重傷を負ってしまう。ハイテクに強いはずの一族だが島に携帯電話の電波は届かず、外部との唯一の交通手段である衛星電話も破損してしまう。

第6話 「招かれざる客」 If I Were A Sick Man

ついにジルと一夜を共にしたハンク。ニューバーグ夫人に呼ばれて邸宅に行き、体調不良のメイド、エスペランザを肺炎と診断する。やがて邸宅でパーティーが開かれるが、エスペランザに続いてフランスからの客アントワンなど客たちが次々と体調不良を訴え、ついにニューバーグ夫人も倒れてしまう。そこに居合わせたハンクはウィルスによるアウトブレイク(爆発的感染)の危険性を考え、邸宅や敷地を外部に対して遮断するが…!?

第7話 「愛されすぎて」 Crazy Love

ディヴィヤは車を運転中、スペイン人富豪ハビエルの妻ソフィアが乗ったスクーターとぶつかりそうになる事故を起こす。ソフィアの夫に対する愛情は異常に強く、ディヴィヤは違和感をおぼえるほど。やがてソフィアは高級車を運転中、今度はディヴィヤの車に衝突してしまう。一方、ジルの旧友であるサメの専門家ケイティがハンプトンズへ。急にボリスから呼び出されたハンクは、ケガを負って血を流したケイティを治すよう頼まれる。

第8話 「問題だらけのハネムーン」 The Honeymoon's Over

ハンクはジルに呼ばれてハンプトンズ記念病院へ。絵本画家ザックには心臓疾患があったが、病院も投薬も嫌いな彼は退院しようとしていた。ハンクは退院を思いとどまらせようと彼を説得するが、ザックはハンクを主治医として雇うと強引に帰宅する。同じ頃、ディヴィヤは人気水着モデルの妻レイチェルと新婚生活を始めたばかりのIT企業家アランを診察。ディヴィヤはレイチェルが性交渉を通じてアランに何か病気を感染させたと疑う。

第9話 「娘たちの馬術大会」 It's Like Jamais Vu All Over Again

ハンクは医療ボランティアで行った馬術大会で、少女の選手ベスと出会う。ベスはめまいや嘔吐を繰り返していたが、そのことを厩舎の管理人であり自分を指導する父親ダンに言えずにいた。大会にはディヴィヤも出場し、彼女の両親が応援にやって来るが、ディヴィヤは自分が医療助手をしていることを親に内緒にしていた。ハンクとジルは自分たちがどう距離を取るべきか悩んでいたが、そこにジルと密接な人物チャーリーが突然現れて…!?

第10話 「青ざめる秘密」 Am I Blue?

ハンクはタッカーの17歳の誕生日、彼の邸宅へ。そこへタッカーの父親マーシャルもやって来る。マーシャルは新しい女性秘書ブリジットを同伴していたが、ブリジットの様子が突然おかしくなる。彼女のバッグから大量の薬物が見つかるが、それらはすべてマーシャルの物だった。タッカーはハンクに父親の依存症を治してくれと真剣に頼む。ジルは、チャーリーがハンプトンズ記念病院で自分の同僚になったことに激しく心が揺れ動き…!?

第11話 「豪華ヨットへの誘い」 Nobody's Perfect

ハンクはボリスに呼び出され、久しぶりにニューヨークへ帰る。そこでガードナー家がハンクの医師免許をはく奪しようと動いていることを知らされると同時に、ハンクはボリスの体調がよくないのではないかと疑う。一方、エヴァンとディヴィヤは新規の依頼で豪華ヨットに乗り込むが、依頼主の正体は明かされない。2人はヨットに乗っていた依頼主の愛人カイリーや部下ブライアンから、依頼主が巨大な投資詐欺を働いた人物だと明かされる。

第12話 「ハンク・イン・ワンダーランド」(最終話)Wonderland

歴史がある古い屋敷、ヒル荘園で不可解な事件が起きた。屋敷を代々継いできた家系の子孫である若い女性ゾーイは数週間前から夜ごと幻覚や咳に悩まされ、ある夜、彼女は謎の火の玉を追いかけ、窓ガラスに頭から突っ込んでしまった。ハンクはゾーイを治療するが、ゾーイの姉エイミーは自分が霊能者だといい、屋敷のしわざだという。同じ頃、エヴァンはある報せを受けて血相が変わる。事の重大さはハンクに相談できないほどで…!?